明恵 夢を生きる

2020.1.20 Mon

河合隼雄 講談社+a文庫

鎌倉時代初期の仏僧である明恵は生涯にわたる膨大な夢の記録をつけている。それは研究のためではなく、生きることの本質的な意味を見出すためのものだった。世界の精神史からみても稀有な夢の記録を、ユング派分析家の資格者でもある河合隼雄が実証的に説く。